見出し画像

スタートアップ企業が目指したい働きやすい環境づくりとは?

こんにちは!
アディッシュ株式会社 村山です。

コロナも影響し、近年働く環境が大きく変わってきました。

ある企業の調査によると、転職条件として「リモートワーク・テレワークの制度・環境が整っているか」を重要視している転職者が全体の約60%。
「コロナ終息後もリモートワーク・テレワークで働きたい」と答えた方が85%もいたそうです。

参照:転職サービス「doda」、20~30代のdoda会員約1,500人に 「第2回リモートワーク・テレワーク企業への転職に関する意識調査」を実施


スタートアップ企業の中には、採用強化や従業員を増やすことを考え、働く環境や制度、仕組をこれから整えていくという企業もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、弊社アディッシュがコロナ禍において整えた仕組みや、これからの社会においてキーワードとなる多様性についての取り組みについて、アディッシュの人事労務担当田島にインタビューをしました。

ー田島さん、よろしくお願いします!

早速ですが、アディッシュもコロナ禍で働く環境というのは大きく変化しましたよね?

田島:はい。アディッシュでは、まず在宅勤務を中心にするという意思決定がありました。

グループ会社や拠点が全国にあり、元々チャットでコミュニケーションを取る文化が根付いていたので、リモートになったからと言って大きく変わった部分はありませんでした。

一方でセキュリティレベルの高い業務を行っているチームはリモートワークが難しく導入が遅れるチームもありました。

ー在宅勤務が増えると従業員のメンタルヘルス部分がサポートしづらいということも課題に上がってくるとおもいますが、アディッシュでは実際どうでしたか?

田島:そうですね。やはり、「気づいたら気持ちが沈んでいた」という方もいました。

人事として、急な欠勤や勤怠の変化を重点的にチェックしたり、上長やチームメンバーからの「この人、最近変わったよね」という小さな違和感に気を配るようにしました。

「雑談」という時間を意図的に設けて、仕事以外の話しをオンラインで行う時間を作るという取り組みをしてるチームもあります。


また、委員会の発案でオンラインランチ会も実施しました。

テーマを設けて食事をしながらオンラインで語り合う時間です。先日は、ゲームをテーマにして実施しましたが、「普段あまりかかわりのない社員と好きなゲームの話しができて楽しかった」と、従業員も言っていましたね。

こういった仕組みは、参加を任意にしてルールを緩やかにすることで継続できるようにしています。

ー今、委員会というワードが出てきましたが、仕組みや制度などを委員会が作っているんですよね?

田島:はい。アディッシュでは委員会制度を設けて会社の制度を管理部だけで作るのではなく、従業員と一緒に制度を考えています。

リモートワークや時差出勤、副業についても一緒に考えました。


ー実際に制度を使う従業員の意見を聞くことも重要ですよね。

働き方以外でアディッシュならではの制度などはありますか?

田島:アディッシュは外国籍の従業員が全体の10%在籍しているため、自然と「多様性」がキーワードになっています。近年、外国籍社員の国籍も10か国ほどに増えているので、より多様性について考える機会が増えてきたと思います。

多様性に関する取り組みも行っています。例えば、LGBTQの従業員であればパートナーシップ証明書があれば結婚祝い金を贈呈するという取り組みもあります。

ー特にスタートアップ企業だと、様々なバックグラウンドを持ったメンバーを採用することもあると思うので、多様性を考えた取り組みがあると他社と差別化できそうですね!

コロナをきっかけに働き方や環境が大きく変わりましたが、今後注目している取り組みはありますか?


田島:ワークとバケーションを組み合わせた造語で、普段の職場と異なるリゾート地や観光地で働きながら休暇を取る「ワーケーション」はコロナ禍で急速に広まってきた考え方なので、今後、社会全体としてどのように運用されていくのかは注目しています。

「決まった時間に決まった場所で仕事をする」というこれまでの概念が当たり前ではなくなってきたので、いかに法令を遵守した上で魅力的な制度や環境を作り上げていくのかが今後の課題だと感じています。

ーありがとうございました!


これから事業を拡大してくフェーズの中で従業員の採用は必須になってくる
と思います。その中で、働き方や制度、仕組みを柔軟に作り、他社と差別化することができると、採用力アップにつながっていきます。

ぜひ、アディッシュの取り組みも参考にしていただければと思います。


=================

関連記事はこちら!