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「ネットいじめ」と向き合う仕事。〜ミッション実現に向けたメンバーの想いとは〜

こんにちは!アディッシュ株式会社採用担当の村山です。

近年増加し続け、社会課題となっている「ネットいじめ」。
2021年10月に文部科学省が発表した調査によると、新型コロナウイルス禍において直接的ないじめ件数は減少したが、ネット上のいじめは過去最多を更新。ネット上のいじめから自殺するという悲しいニュースもあり、深刻な社会課題となっています。

コロナ禍によりネットの使用時間が急増。オンライン授業など、子どもとインターネットは切っても切り離せない環境になった今、子どものインターネットの使い方や考え方を見直すタイミングではないでしょうか。

私たちは、2014年の創業当時から「子どもたちが健全にインターネットを使える環境を目指して」を事業ミッションに掲げているスクールガーディアンという事業を展開しています。
今必要なこの事業において、ミッションに想いを持って業務を行うメンバーにインタビューをしました!

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プロフィール


谷生さん
2019年11月入社
医薬品・化粧品会社でコールセンターや広報、学習塾での校舎運営を経てアディッシュに2019年に入社。入社後はスクールガーディアン事業部の運用SVとしてチームメンバーの稼働管理・育成や業務フローや対応改善を提案・実施しています。

中道さん
2020年4月入社
金融系システム会社にてSEとしてシステム開発・保守・運用業務に携わっていたが、新たな職種にチャレンジするため2020年にadsihに入社。入社後はスクールガーディアン内の事務作業やSVのサポート、アルバイトメンバー管理、営業サポート業務などを担当。

Q:「子どもたちが健全にインターネットを使える環境を目指して」というミッションへの想いを教えて!

中道さん(以下、中道):
私はこのミッションは広く捉えることができると思っていて、それぞれ思っていることは違うかもしれないと感じていますが、私自身は「ネットいじめをなくしたい」「ネットいじめで苦しんでいる子どもたちを助けたい」という思いで入社しました。
私は小学生の頃にいじめを受けていました。しかし、家族が私を大切にしてくれていることを日ごろから感じていたので、学校以外の場所で不安になることがなかったんですよね。当時はあまりインターネットは普及していなかったですし。
ですが、今はSNSなどでいつでもどこでもつながることができて、学校以外のどこでも嫌がらせなどを受ける環境がある。それは辛いことだなと思いました。

私たちができることは限られているけれど、クライアントの学校の先生から「生徒に話しを聞いて解決に向けて動いています」と報告をもらうと、「(その生徒さんが)1人で抱え込むことにならなくてよかった」と思えます。
こういうことが一つでも増えるようにと思いながら仕事をすることが、ミッションである「健全にインターネットを使える環境」につながっていると感じています。

谷生さん(以下、谷生):
教育業界で仕事をしたいと考えていて、その理由は子どもには無限の可能性があって、何でもできる。その可能性を最大限に広げてあげることがしたい、ポジティブな成長に携わりたい、と思っていました。
就活でその思いを持ちながらも化粧業界に就職をし、やはりその思いが捨てきれずに教師を目指して勉強を始めました。その時に、アルバイトを探していて出会ったのがこのスクールガーディアンのサービスです。
教師のように直接生徒にかかわるわけではありませんが、インターネットと子どもは切っても切り離せないので、そこの課題に対して事前に防ぐ、守る、ということができるのは、素晴らしいサービスだと思いました!
一度、別の会社に就職をするためアルバイトは卒業しましたが、アディッシュで働いていたときのやりがいが忘れられず、正社員として戻ってきました 笑。

「インターネットを健全に使える」というのは、守る、防ぐだけではなく、使用することで自分の可能性を広げることもできるというのを伝えることができるので、このミッションがとても好きで、素敵だと思っています。
また、直接子どもにかかわるわけではないですが、インターネットやサービスを通じてかかわることができることもがとても多く、影響力を幅広く与えることができるというのも良いなと感じています。
広くかかわりつつ、子どもたちの可能性を守り、広げることができる。これ自体が社会貢献であり、とても共感しています。
どうしても守るイメージが先行してしまいますし、とても大事ですが、正しく使うことで自分の可能性が広がり、防ぐことで可能性を閉ざさないことができると考えています。

スクールガーディアン取り組み① 教員対象の研修会の様子

Q:このミッションを体現しているなーと感じる瞬間は?

中道:
やること全部です!
事務的な作業の効率化であっても、生徒を守る幅が広がった!と思うので、「これは意味があるのか?」と疑問に思う仕事はなく、すべてがミッションに紐づいています。

色々なサービスを提供していますが、その中で子どもの悩みが解決されたり子どもたちが健全にインターネットを使えていると思うことが多くあります。子どもたちの見守りというところに重きを置いているので、子どもたちに煙たがられるようなこともありますが、それぐらいがちょうどいいんです。
私たちは、親目線でサービスに携わっています。機械的な判断ではなく、一人一人の人柄やバックグラウンドを考えて業務にあたり、様々な可能性を踏まえて判断を行っています。中学校3年間見守った生徒さんが卒業するときは、心からおめでとう!と思うし、入試のときは一緒にハラハラしちゃいますね。

Q:特に印象的なエピソードは?

谷生:
ネットパトロールのサービスを提供している学校のなかで、自分自身のSNSが私たちに見られていると知っていながら自傷行為に関する投稿をしている生徒さんがいました。
その子は、助けてほしいというSOSをSNSを通じて発信していたんです。
見守る側の私たちがそのSOSを拾い上げて、学校側と連携し、見守りを続けていきました。その生徒さんは無事卒業することができ、その時は、その子の将来の可能性を途中で終わらせることなく守ることができた!と感じました。

他にも、SNS相談通報サービスからSOSを受け取り、無事保護されたなどの報告をもらうと本当に安心します。

Q:これからミッションを体現し続けることでどんな社会を実現したい?

谷生:
守る、防ぐだけではなく、健全にインターネットをポジティブに自分の可能性を広げるために使用していく方法も広げていけたらいいなと思っています。
例えば、特技をTwitterで上げてそこから有名になった人など、思ってもみないところから夢が広がっている事例もあります。
インターネットを使ってはダメなものではなく、便利なものなんです。ただ、使い方を間違ったときにネガティブなふり幅がある。
そのためミッションの「健全に」というところが、ポイントになってくると思っています。私はこれからもミッションを体現し続け、子どもたちが健全にインターネットを使用し自身の可能性を最大限に広げられるような社会を実現したいと考えています。

スクールガーディアン取り組み② 生徒対象ソーシャルメディア講演の様子

Q:ミッションを体現するためにこれからチャレンジしたいことは?

谷生:
ミッションを体現するために何ができるか?を日々考えて仕事をしています。
子どもたちが触れるインターネットの世界はどんどん変化していくので、今あるサービスで網羅できるわけはなく、私たちのサービスも生み出し続けないと子どもたちに健全にインターネットを使える環境を提供できません。
今あるサービスを守ることももちろんですが、ミッションを体現して社会貢献するために事業を拡大し続けることがチャレンジだと思います。

一緒の想いを持って、既存事業さらに新規事業にチャレンジしてくれる仲間を増やしていきたいです。

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