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合弁会社「アディッシュオーパス株式会社」を設立!カスタマーサクセスによるスタートアップの成長をデータ分析・活用で支援

アディッシュ株式会社(以下アディッシュ)は、株式会社ユヒーロ(以下ユヒーロ)とともに合弁会社「アディッシュオーパス株式会社」(以下アディッシュオーパス)を2022年11月1日に設立することとなりました。

【株式会社ユヒーロ】
事業内容:企業組織運営およびデジタルマーケティング戦略のコンサルティング、デジタル基盤の構築、保守、運用

今回は、なぜ合弁会社としてアディッシュオーパスを立ち上げるのか、顧客へどのような価値を提供できるのかについて、プレスリリースより詳細にアディッシュnoteで触れていきます!

*参考
2022年10月14日発表のプレスリリース

なぜアディッシュオーパスを設立するのか?

アディッシュは「つながりを常によろこびに」をミッションとし、スタートアップの成長をカスタマーサクセスにより総合支援しています。

アディッシュ設立当時から提供している「カスタマーサポート」のノウハウをもとに、2021年から、カスタマーサクセス(顧客の成功体験の最大化)を生むための戦略立案コミュニケーション設計コンサルティング運用サービスの提供(常駐/派遣を含む)をしています。

アディッシュオーパスを一緒に設立するユヒーロとは、2019年から共に顧客の課題に取り組んでいます。アディッシュのカスタマーサポートのノウハウと、ユヒーロが得意とするデジタル基盤構築をかけ合わせ、アディッシュの顧客である海外ユニコーン企業や国内大手企業の課題を多数解決してきました。
ユヒーロと取り組んだプロジェクトで成果が表れていることから、両社の連携強化によって顧客に提供できる価値を更に増やせるのではないか?と、私たちは2020年から合弁会社設立の検討を重ねてきました。

アディッシュとユヒーロの取り組みをモデル化、そして合弁会社設立へ!

スタートアップのお客様は、成長ステージが進むにつれ、デジタル基盤をより一層活用して様々な課題に取り組んでいます。アディッシュではそのようなお客様の課題解決の力になりたいと考え、スタートアップ、特に上場を目指しているレイターステージやEXIT(IPO)した後のお客様の課題に対して、私たちの成果を活かすことにしました。

積み上げてきたデジタル基盤関連プロジェクトについて、

1、取り組みを分析し、フレームワーク化
2、今後必要となるカスタマーサクセス関連人材について職種や職能を整理・モデル化
3、必要なエンジニア人材をユヒーロから供給
4、共有した人材によるアディッシュ内での人材育成・教育

上記を進めた結果、いくつかの成功事例がアディッシュ内で生まれています。
このような成功事例を経て、私たちの連携は顧客の課題解決に貢献できると両社で強い確信をもち、今回の合弁会社設立が実現しました。

アディッシュとユヒーロの取り組み事例・モデル化例

ユヒーロの強みは、デジタルマーケティング戦略に関するコンサルティングをはじめ、企業内に散在するデータや複数チャネルのシステム統合などの基盤構築、そして「仕組み化」を通じて顧客とともに業務を改善していくことです。
この強みを活かして両社で取り組んできた課題解決とフレームワーク化の事例をご紹介します。

顧客に対する取り組み事例

一定のデジタイゼーション(※1)は終えているものの煩雑な業務プロセスにとどまっている顧客に対して、以下のようなデジタライゼーション(※2)を推進し、顧客のDX(※3)推進における成果を残しています。

・Google Apps Scripts(※4)を用いた業務プロセスデータ集計
・Microsoft365(※5)へのデータ・文書統合
・Excel上で管理されていた情報をBIツール(※6)でのデータ分析が可能な状態へ
・AWS(※7)でのクラウドコールセンターの構築
・業務上蓄積するデータ群をAPI連携(※8)により集積し、組織横断的に活用できるようSlack上に展開

箇条書きで難しそうなことを書いていますが、新しい技術をバンバン取り入れつつ、既存の業務を革新する、そんな事例をたくさん生み出せました!

モデル化例:目標サイズ別OODAループ
OODAループとはObserve(観察)・Orient(状況判断)・Decide(意思決定)・Act(実行)の頭文字4つで構成された語であり、刻一刻と変化する状況おいて、アジリティ(俊敏さ)を持って意思決定から実行が出来るフレームワークです。
個別案件の取り組みを進める中で、OODAループをもとに顧客への「関わり方」と案件規模・複雑性を可視化した「目標サイズ別OODAループ」フレームワークを作成しました。

カスタマーサクセスに関わる職種・職能の整理と案件への紐づけ
目標サイズ別OODAループをもとに、
1、カスタマーサクセス業務に関わるメンバーを整理
2、メンバー個人の状況を把握するとともに、案件ごとの職種・職能充足度合いを可視化
3、メンバーを案件に配置する

上記を推進するためのフレームワークを作成しました。

このフレームワークとユヒーロのテクノロジーメンバーの職能分類と対照・適合しているため、今後は両社の人材交流も実現できると考えています。
フレームワークに必要な職能要件を満たす人員はユヒーロから供給を受け、このフレームワークを活用しアディッシュ側メンバーの育成にも合弁会社を通じて共同で取り組んでいく予定です。

このように、アディッシュの強みである「顧客の成功体験の最大化」を生むための戦略立案、コミュニケーション設計を、ユヒーロの強みであるデジタル基盤構築を上記のフレームワークに当てはめ、運用体制の構築とアジリティをもったOODAループで管理をすること、またそれらをフレームワーク化し合弁会社組織の中で両社協力により、さらに拡張していきます。

最後に


合弁会社「アディッシュオーパス」の「オーパス(opus)」の意味は「作品」です。
業務を作品として見立て、各業務の過程で生じる課題をデータを基に検証、提案、実行を繰り返し、一つ一つ作り上げていくという思いが込められています。
お客様一社一社に向き合い、私たちが積み上げた実績とフレームワークを用いて連携することで、顧客のカスタマーサクセスの取り組みがより効率的に付加価値の高いものとなるように支援していきます。

新しく誕生する「アディッシュオーパス」にぜひご期待ください!

(※1)デジタイゼーション(Digitization.) アナログ・物理データのデジタルデータ化
(※2)デジタライゼーション(Digitalization.) 個別の業務プロセスのデジタル化
(※3)DX(Digital Transformation.) デジタルやITといったテクノロジーを業務に取り入れることにより、企業の提供価値を高めて生活や社会を豊かにすること
(※4)Googleが提供する各種サービスの自動化/連携を行うためのローコード開発
(※5)マイクロソフトが提供するMicrosoft Office製品ラインのサブスクリプションサービス
(※6)ビジネス・インテリジェンス(Business Intelligence)をおこなうためのツール。企業が蓄積している膨大なデータを、収集・蓄積・分析・加工し、経営や事業の迅速な意思決定を支援するツール
(※7)アマゾンウェブサービス(Amazon Web Services)。米Amazon社が提供しているクラウドサービスで、100を優に超える様々なクラウドコンピューティングサービスから成り立ち、Amazonの巨大なECサイトなどを支えている基盤となる豊富な機能群を、好きなときに必要なだけ活用できるサービス
(※8)アプリケーション・プログラミング・インターフェイス(Application Programming  Interface)というソフトウェアの機能を共有できる仕組み。この仕組みを使うことで、開発工数を削減することができる

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