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「当たり前が当たり前ではない」ことに気づく。カスタマーサポート常駐とは?

こんにちは!
アディッシュ株式会社 村山です。

カスタマーサポートという仕事に対して、どんなイメージを持っていますか?
企業と顧客をつなぐ窓口としてとても重要なポジションでありながら、様々なお問い合わせや時にはクレーム対応を行う裏方というイメージがある方も多いのではないでしょうか。

近年、SaaSやサブスクリプション型のサービスが増えたため、顧客の成功の最大化を支援するカスタマーサクセスが注目されています。
カスタマーサポートは、そのカスタマーサクセスの重要な一部です。

アディッシュでは、クライアントと一緒にカスタマーサポートを構築するサービスを提供しています。
クライアント先にオンライン常駐をしてカスタマーサポートを構築した経験談を社内共有するために行ったウィンセッション会の様子をお伝えいたします(^^)/

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ウィンセッション会とは??

色々な業務経験から得たスキルや体験談を社内共有していくことで、自身のキャリアプランを考えるきっかけや、新たなチャレンジのきっかけになれば、という想いから開催が決定。
エデュケーションという研修・教育を推進する部署と、コミュニケーションデザインという社内コミュニケーション課題を解決する部署の共同で運営。

【運営メンバーからのメッセージ】
挑戦するとポジティブなこともネガティブなことも見えてきます。その名前の現場の声を届ける場として、成功も失敗も叫んでもらいたいと思っています。
参加してくれているメンバーの次のチャンスにつながり、明日から、今日からできることを持って帰ってもらいたいと考えています。

今回のメインスピーカー:小林幸平さん

プロフィール

小林幸平さん

福岡出身。
メッセンジャーアプリ/ECサイト/スマホ向けゲームアプリ等のカスタマーサポートに従事。2017年にアディッシュ入社。
調理師免許取得。

プロジェクトに参加したきっかけ

カスタマーサポート職を10年以上続けてきましたが、この仕事はAI化でなくなる仕事ランキングでも上位に出てくるため、将来に不安を持っていました。
5年後、カスタマーサポートの運用メインで仕事をやっているイメージが湧かなかったんです。
そこで、今後の自分自身のキャリアを考えたときにカスタマーサポートの運用以外の武器がほしいと思い、チャレンジしました。
自分に価値をつけていきたいというのが強く、将来的に生きていけるスキルを持ちたかった。ある種の危機感ですね。


カスタマーサポート構築の業務内容

クライアント:toC向け食品販売サイトの運営
期間:2ヶ月

【業務内容】
1、オンライン常駐

オンラインでカスタマーサポートにおけるクライアントの課題解決を実施。
今まで、クライアントが自社内でやっていたことを整理して、新たに構築していきました。
具体的には・・・
・エスカレーションのフローやフォーマットの作成、
・返信テンプレートの作成
・オペレーターへの研修
・情報の整理
・システムの設計、アドバイス
などを、オンラインで対応していきました。

2、エスカレーションを受ける

クライアントのカスタマーサポートチームには、アルバイトと正社員、マネージャーのメンバーが在籍していて、アルバイトで対応できないものは正社員へ、正社員が対応できないものはマネージャーへとエスカレーションされる仕組みを取っていました。
しかし、正社員メンバーもカスタマーサポートをずっとやってきた方ではありませんでした。
そのメンバーのカスタマーサポートのスキルアップのため、正社員メンバーからのエスカレーションをアディッシュで受け、レクチャーを行うことにしました。

【苦労したこと・困ったこと】

社員の方の経験が浅かったため、カスタマーサポートに必要な読解力や、要点をまとめる力、作文スキルなどがあまり高くない状況のなかスタートしました。
「時系列でまとめていきましょう」だったり、「主観を入れすぎないようにしましょう」というとても細かいところまでレクチャーしていくことが大変でした。

【やりがい】

苦労したこととつながるのですが、レクチャーした社員の方が成長していく姿を見れること、アルバイトのメンバーに自信を持って指示を出しているところを見たときは、やりがいを感じました!
また、私自身が調理師免許を持っていたり祖父母が農家なので、食品関係というつながりもあり、その知識を使ってアドバイスできたことも良かったです。

【業務のモチベーション】

今回のプロジェクトに参加したきっかけにもなるのですが、今後のキャリアを考えたときに自分のスキルをつけたいという想いをモチベーションにつなげていました。
また、常駐をしていると社内のメンバーとのコミュニケーションがモチベーションになります。
上長には毎週のようにレビュー(※アディッシュで実施している上司との1on1の名称)をしてもらって、話しを聞いてもらったり、熱く語るときもありました。社内に気軽に相談できる人がいるというのは大きいです。


プロジェクトで学んだこと、参加して変わったこと

【常駐で気づいた自分の価値観】

「自分が考える当たり前が当たり前ではない」ということです。
クライアントが困っている内容が最初は抽象的だったり、会話をしていても捉え方が若干ずれていることもあって、そのあたりをかみ砕きながら伝えるという意識をするようになりました。
自分が当たり前だと思っていても、相手はそうではないので、クライアントと同じ目線になることですね。


【カスタマーサポートの経験者が意外に少ない!】

当たり前だと思っていても、クライアントが知らないケースが多くあるので、意外に経験者が少ないんだなと感じました。
例えば、シフトを作っていないために現場が回っていないという課題に対して、シフトの作り方をレクチャーしたところ、私の中では些細なことなのですが、とても感謝された経験があります。


【ヒアリングと認識合わせの重要性】

課題に対する原因は本当にバラバラです。
しっかりヒアリングでどれだけ情報を得られるか、そして課題を共有し、こまめに進捗報告をすることで方針がぶれないようにすることが大切だと感じました。
また、方針を決めるときも自分1人で決めないこと。セールスや、他に手伝ってくれる社内のメンバーやチームの仲間を交えて決めていきます。1人で考えてしまうとずれている可能性があり、後々修正が出来なくなってしまうので、しっかりと作戦会議をして決めて行くことが重要です。


【今後のキャリアについて】

今回のプロジェクトは今後求められる分野だと思うので、向かっている先としては間違っていないなという感覚を持っています。
プロジェクトを通して色々な人と会話をする機会が増えて、様々なことを吸収できると感じています。
新しい挑戦なので不安ももちろんありますが、「間違っていない!」という気持ちもありつつ、不安と期待の両方で走っていますね。

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今回のウィンセッション会はとても盛り上がり、社内からたくさんの質問が上がりました!
・カスタマーサポート業務を誇りに思っているか?
・身につくスキルは何か?
などなど、長くなってしまうので、質問については、一問一答形式で別途お送りいたします!

お楽しみに~(^^)/

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第2回目の記事はこちら!


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