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【実践編】ビジョン浸透への第一歩はビジョンワークから!〜企画立案から開催、運用定着までの道のり〜

ミッション・ビジョンの社内理解・浸透活動を行っている「ビジョンラボラトリー」(以下 ビジョラボ)です。

前回、ビジョンを浸透するために活動の肝となっている「ビジョンワーク」の基礎編を紹介しました。
今回は、実施に向けた準備から本番、開催後までをまとめた【実践編】を紹介します。
基礎編をご覧いただいてからの方がわかりやすいかと思いますので、ぜひご覧ください!


■実施にいたるまでのToDo

各種ワークの設計はプロトタイプをまず作成し、ビジョラボ内で叩き合いしました(笑)
叩き合いの会議では、

  • 「問いの意味が分からない」

  • 「間延びしそうだ」

  • 「この流れだとファシリテーションが難しい」

などなど、メンバー間で忌憚のない疑問や課題の洗い出しがなされます。
こうして出来上がったのが、ビジョラボの結晶とも言えるワークです。

準備はワーク設計だけではありません。

社員は皆自身の業務が忙しい中、その時間を割いて参加しています。
極力ストレスなく、「次も参加したい!」と思ってもらえるような魅力的なワーク設計にする、というのが当初から運営サイドの変わらない考えです。
そのために必要な資料、ツールの準備、参加者のスケジュール調整を綿密に行っています。

とはいえ、完璧を求めては進まないため、
「8割で良し!あとは改良する!」
という方針の元で全社展開しています。

■ワークの実施

準備もさるもののワークに大事なのは、
効果的な進行を担保するための「ファシリテーターの存在」です。
ワーク設計時点で、このファシリテーターは課題でした。

ひとつ(1回)のワークは複数のチームで開催しています。ワークの種類が増えていくにつれ、運営メンバーだけではリソースが不足していったのです!
運営メンバー1名でもワークを欠席するものなら、ファシリテートする人が足りず頭を悩ませたことがありました。
(普段、代表はチーム間を回遊していますが、一度ファシリテーターを依頼したことがあります。代表もビジョラボメンバーです)

これを解消するためと、一人でも多くのメンバーがビジョンを身近に感じてもらうことを目的に、ワークを実施するファシリテーター(通称:コラボレーター)の募集を開始し、懸念なくワークを実施できるようになりました。

この構想は見事にはまり、持続的なワークの実施とビジョンラボラトリーメンバーズ(通称:ラボメン)の仲間として、今では4期生まで至ります。

現役生&卒業生含めたコラボレーターです!

さらにコラボレーターの吸収力、パフォーマンスの高さを物語るのが、
すでにファシリテーションの実力は、ビジョラボの運営メンバーよりも上!”
という事実です。運営メンバーを脅かすほどの存在となっています(笑)。

■フィードバック(ふりかえり会)

ビジョラボ活動が定着化したのは、ワーク開催後に欠かさず続けている「ふりかえり会」の存在が大きいかもしれません。

ふりかえり会ではKPTを使い、運営とラボメンに加えてワーク参加者にも声をかけ、実際ワークに参加しての生の声をフィードバックしてもらいます。
これにより次回のワークで改善点を実践し、ビジョンワークをアップデートしています。

このふりかえり会に参加した人は、この体験を今度は自身のチームに持ち帰り業務に活かすなどの相乗効果も生まれています。

まとめ

ビジョンワークの企画立案から開催までのプロセスは、アディッシュのビジョン実現に向けた重要なステップです。
ビジョン社内浸透の進め方は、「これだ」といった正解はないことを肌で感じつつも、「コミュニケーション」と「協力」が不可欠であることを教えてくれました。

今後もビジョンラボラトリーは、この取り組みを通じて、社員一人ひとりがビジョン実現に向けた行動を起こせるよう、そして社会に貢献する企業文化を醸成するために、活動を継続していきます!

※本記事は2024年2月21日現在の内容です