ゼロをイチに。スタートアップ支援で社会課題の解決につなげる
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ゼロをイチに。スタートアップ支援で社会課題の解決につなげる

スタートアップ企業の事業支援、外資系企業の日本進出支援で手腕をふるってきた吉澤和之がアディッシュの事業開発顧問に就任しました。
2020年に提供を開始した、SNSなどへ投稿する前に、内容再考の機会を促すアラート機能を装備したAI検知サービス「matte(マッテ)」のマーケティング支援やアディッシュ公式noteの編集長も兼務しています。
スタートアップ支援をすることになったきっかけ、アディッシュのこと、各種活動に寄せる思いを取材しました。

今回インタビューする人
吉澤 和之 Kazuyuki Yoshizawa
スタートアップ経営/事業開発スペシャリスト
フリーライターからキャリアを始め、創刊誌の初代編集長を務める。その後、広告代理店でクリエイティブディレクターを経験した後、外資系マーケティングオートメーション企業に転職。Business Architectとして新規事業・事業開発などを担当。その後独立し、各SaaS企業の事業コンサルティングを行う傍ら、ニューヨーク発のIT企業MovableInkの日本進出支援、 Repro株式会社にてCBDOを経験。台湾発AI×MarTechスタートアップ企業awoo Japan株式会社 執行役員 、アディッシュ株式会社 事業開発顧問(以上、現任)

30歳手前で自分の方向性が見えた。マーケティングの道へ進んだきっかけ

ーIT業界とは無縁な仕事。ひとつひとつの業務が連鎖して現在の道につながる

最初はIT業界とは無縁の世界にいました。フリーライターから始まり、経済誌で記事を書いたり、広告営業とかもやっていました。広告ディレクターとして求人雑誌の広告や印刷DTP、ウェブサイトに携わるようになった後、IT業界に関わるようになったんです。

ウェブサイトの改善とか、ウェブマーケティングという言葉を知ったのはその時ですね。2010年にメール配信ツールのベンダーに入り、マーケティングのイロハはそこで学びました。最初はプロモーション担当でイベントの展示会やセミナーなどをやっていましたが、よくわからなかったから見よう見まねでやっていましたね。

ーセミナーや展示会運営の経験からIT業界の事業開発担当に

僕がメール配信ツールのベンダーに入社した時、会社は日本の会社だったんですが、その後、イギリスの会社に買収されて外資系になりました。
その時の上司が、色々やってみなよというスタンスで、セミナーの事務局側をやっていたら自分で登壇したくなったんです。

そうするともっと製品のことが知りたくなってきて。プロダクトマーケティングに関わるようになってくると、会社の全体像とか見えてくるので、新規事業とか事業開発とかその会社がどうするべきかって、そっちの方に頭を使い始めるようになりました。そこから、新規事業だったり新サービスのプロジェクトとかをやるようになったんですよね。

オーストラリア支社での経験がスタートアップの道へ進む最初の転機

その当時、オーストラリア支社がつくったプロダクトを日本用にローカライズして販売するというプロジェクトがあり、日本のマーケットではこうあるべきだよ、という考えをオーストラリアに提案したら、面白いねと採用してくれたんですよね。

いわば、僕の作ったローカライズの手法が、オーストラリアで元々作った方に逆輸入みたいな感じになり、ローンチすることになって。その功績があったので、日本とオーストラリア支社との社員交換の社内制度に応募することにしたんです。
 
仕事で行くので、ちゃんとオーストラリア支社に貢献できる内容をプレゼンして、最終選考に残った人が行けるという切符を手にし、3ヵ月ほど研修に行ってきました。

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状況の変化には、自分が適応して素早く動く。それがチャンスを掴むコツ

会社が外資系になった途端、英語の勉強をはじめました。多分これ、僕の前向きな自分の原体験というか。英語を習得するには何が近道かを考えたら、日々使うことが大事だなと思って。じゃ、日々使うにはどうしたらいいか。

英会話とか塾とか苦手だし、、、と思いついたのが、グローバルに内線が繋がっていることに目をつけて。40か国程にオフィスを構えていたので40か国に繋がる。誰でも構わず内線したんですよ。「新しく仲間になった日本の吉澤です。よろしく!友達になって!」というのをどんどんやっていて。適当にかけているから一度、すごいエライ人につながっちゃって怒られましたけどね笑

まあ、英語はこんな感じで無理矢理勉強していって。
こんな感じでメルボルンに行って、自分の作った戦略をアウトプットして、ゼロをイチにしたことが評価されて面白かったんですよね。

独立のきっかけとなった外資系スタートアップ企業の日本進出支援

今の状態(独立)になる前に、僕がいた会社とアメリカのニューヨークに本社を構えるMovableInk社が業務提携をすることなり、MovableInk社の日本進出の支援をすることになりました。オーストラリアのツールを日本でローンチした時と同じように、Movablenlnk社のサービスをローカライズして日本で展開する。以前の僕のノウハウが活かせるなと思ったので引き受けました。

その後、色々な経緯で会社を辞めることになり、このタイミングでMovableInk社の日本進出にあたり、日本統括責任者を務めることになりました。この日本市場の開拓が、独立して初めてのプロとしての業務契約で、他にも数社コンサル業務をやっていたこともあり、事業開発のプロフェッショナルとして歩んでいこうと決心したんです。

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アディッシュ参画。「matte」のビジョンに共感し社会に議論を生み出す仕組みづくり

アディッシュに参画したきっかけは、以前から知り合いだった小原さん(現、アディッシュ執行役員経営戦略室長)経由でした。彼と一緒に仕事をしたかったし、面白そうだなと思ったので。ただアディッシュで何をするかとか、具体的には聞いてなく飛び込みました。とりあえずやろうというのが僕のミッションなんで笑。

参画すると決まってから「matte」(SNSなどへ投稿前に再考を促すAI検知
サービス)のマーケティング支援をすることになりました。「matte」って、誹謗中傷という社会課題を解決することに真摯に向き合っていますが、そのことを自分たちだけで発信するのではなく、第三者にもこの問題を意識してもらい議論を生ませなきゃいけないと思って。単に広告出してプロモーションをするだけではだめで、議論を生み出す意味でまず専門家や著名人に誹謗中傷に対するインタビューをはじめたんです。

アディッシュ公式noteは社会課題を考える起爆剤としたい

僕自身、社会で発生している課題を解決したいという意識が強いというのもありますが、アディッシュって、社会課題に直結したサービスを色々手がけているじゃないですか。今まで各事業部が縦割りで発信していたものをひとつにまとめて、社会課題を提起をしていきたい、それをnoteで発信していきたいという話を聞いたとき、それにすごく共感できました。行く行くは社会課題に対してリードしていくことも重要だと思って、アディッシュ公式noteの編集長を引き受けました。

だから、アディッシュnoteは、誹謗中傷、ネットいじめ、教育問題とかの
社会課題に関心を持っている人達に広く読んでもらいたい。

これは、僕個人的なターゲットですけど、特に若い人達ですね、10代20代前半の人に。社会課題ってこれからの若い人たちが背負っていく問題じゃないですか。今後、若い世代の方々が自分の中で問題視してもらえることが重要になってくると思うし、それがサービスになったりビジネスとして生まれていくものだと思うので、若い人達に読んでもらいたいですね。

アディッシュnoteは、そんな社会で発生している課題を考えるきっかけを与える存在になれるよう、コンテンツを作っています。

吉澤の事業に懸ける思い

「matte」で取材に応じてくれた佐々木俊尚さんも言っていましたが、社会課題は、アーキテクチャで解決できる問題って沢山あると思うんですよね。
誹謗中傷の問題に関わらず、ITの力、AIの力はかなり重要になってくると思
うんです。世の中の流れを変えるとなると議論だけでは難しく、最終的にはサービス世の中の流れを変えるとなると議論だけでは難しく、最終的にはサービスやプロダクトなんですよね。そんな社会に貢献できる事業を、今後も開発したり支援をしていきたいですね。

(終)

インタビュー後記

スタートアップ業界で成功する秘訣のひとつは、その環境が訪れたら素早く動き、前向きに捉え、臆せず積極的に行動することが必要なんだろうと、吉澤さんの話を聞いて思いました。また様々な社会課題をすぐに解決することは難しいですが、継続的に、そして一歩ずつ前に進めるという意思で取り組んでいきたいと思います。

取材日:2021年2月某日
*本内容は取材日に基づきます


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