【アディッシュ IR通信】2023年11月_IR/PR活動報告
アディッシュ株式会社(7093)IR担当です。
みなさまに、アディッシュの事業内容や取り組みを知っていただきたく、2023年11月_IR/PR活動内容をお届けします。
【決算発表】「2023年12月期第3四半期決算」通期業績予想の修正。投資効果は2024年以降、増収増益を目指す
■2023年12月期 通期業績予想の修正
2023年11月14日に「2023年12月期第3四半期決算」を発表しました。
通期の業績予想については、売上高35億1,000万円、経常利益はマイナス1億8,000万円へ修正を行いました。
2023年12月期は、今後の成長のために積極的な投資を進めていますが、子会社の業績悪化や待機案件の発生がありました。また、繰延税金資産の計画を見直し、評価性引当金の範囲が拡大したことにより、マイナスに影響しました。
各要因と今後の見込みを詳しく説明します。
■要因と今後の見込みについて
要因1. 子会社の業績悪化
子会社の顧客開拓等の不調があり、売上の拡大につなげることができませんでした。
今後の見込み
コスト削減や人材の適切な配置を行うことで収益化を図り、当期末までに解消する見込みです。
要因2. 案件開始の遅れ
2023年12月期は、カスタマーサクセス人材に積極的な投資を行っています。下期に見込んでいた新規案件の開始延期に伴う人員待機の発生等により、計画よりも売上高や売上総利益に影響が出ています。
今後の見込み
遅滞している案件については、2024年12月期に開始することが確定していますが、2023年12月期の経営成績には影響が発生する見込みです。
要因3. 開発投資の未回収
ライドシェアや生成AIにシステム投資を増加しています。今期中の投資コスト回収には至っていません。
今後の見込み
ライドシェアや生成AIは、市場自体盛り上がりをみせていますので、動向を見極めていきます。
要因4.一部市場の悪化による解約や減額
従来より一定の売上比率のあったゲームアプリサポートが、ゲーム市場の悪化を受けての解約や減額が発生しました。
今後の見込み
現在、スタートアップにおけるカスタマーサクセス支援領域に収益の基盤を構築し、売上比率を高めるため戦略的に推進しています。これにより、ゲームアプリサポートの売上比率の低減を徐々に図っています。
■先行投資による今後の想定イメージ
拡大させているカスタマーサクセスによるスタートアップの成長支援の基盤を強固にするため、社内リスキリングプログラム「カスタマーサクセスプライムラーニング(CSPL)」を進めています。カスタマーサクセス人材へ投資した分は、現時点では売上が追いついていない状況ですが、アディッシュが目指している「スタートアップにおけるカスタマーサクセス」市場のニーズは明らかに拡大しており、商談数等も増加しています。
2024年12月期以降は、規模の増加とともに、利益もあがっていくと見込んでいます。
【関連資料】
・決算短信はこちら
・決算説明資料はこちら
・法人税等調整額(損)計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせはこちら
2023年11月に発表したPRトピックス
2023年11月は、グロース(成長)支援サービス(※1)、アダプション(適応)課題解決サービス(※2)、サステナビリティ関連でプレスリリースを発表しました。
(※1)顧客に関わる課題を解決して、スタートアップの急成長を支援するサービスを提供
(※2)スタートアップによる新しいサービスや、テクノロジーの発展に伴い発生する課題を解決するサービスを提供
■グロース支援サービス:「FUNDOOR」のカスタマーサポート体制を構築
FUNDINNO社が提供する経営管理プラットフォーム「FUNDOOR」のカスタマーサポート体制を構築。お問い合わせ内容のデータベース化、ユーザーの困りごとが発生しやすい箇所を分析。分析をもとに、プロダクト内での案内の追加やFAQ改善など、より能動的なカスタマーサポートにより、お問い合わせの平均解決時間を5分の1の短縮につなげました。今後は、FUNDOORのカスタマーサクセス支援も広げていく予定です。
■アダプション支援サービス:チャットボットhitobo、社内FAQ作成と回答を生成AIで効率化
ノーコード・チャットボットのhitoboから、生成AIを活用した機能強化第3弾。社内からの質問に対して、自社データをもとに即時に適切な回答を生成する「生成AIボット」β版の提供開始予定を発表。社内ヘルプデスクの業務効率化や生産性の向上に貢献します。
■サステナビリティ:Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2023「企業ランキング」8位に選出
Forbes JAPAN主催によるForbes JAPAN WOMEN AWARD 2023「企業ランキング」に約1,900社の中から8位に選出。「企業の成長を見据えた女性の活躍推進」という観点で、「ダイバーシティ」「労働環境」「人的資本開発」のスコアから決定しています。
アディッシュは、引き続き誰もが安心安全に活躍できる環境づくりに努め、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進していきます。
編集後記
2023年も残り半月となりました。
今期業績予想修正により、株主・投資家の皆さまのご期待に添えず、ご心配をおかけしております。一部の要因を解消し、2024年以降さらなる成長ができるように邁進してまいります。
引き続きご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
※注意事項
本記事は、情報提供のみを目的として作成しています。
有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものでありませんので、ご留意ください。
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【IRお問い合わせ】
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