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ミッション・ビジョンが経営の核!「ビジョンラボラトリー」活動中。アディッシュ理念の社内浸透度合いは?定点調査から活動内容を決定

はじめまして!
アディッシュにはミッション・ビジョンを社内に理解・浸透するビジョンラボラトリー(以下 ビジョラボ)という委員会があります。これからnoteを通じて、アディッシュのビジョン活動を、ビジョラボメンバーがご紹介していきます。

最初に、アディッシュの経営とミッション・ビジョンの関連性についてお話しします。


■ 経営とミッション・ビジョンの関係性



アディッシュの企業活動は、ミッション・ビジョンが核になっており、これから外れた事業は行っていません。

参考:代表江戸note

世の中のミッション・ビジョンの位置づけは三者三様ですが、アディッシュにおけるビジョンの位置づけは「実現したい社会像」であり、定義する理由を3つ定めています。

1.どこへ向かっていくのか?事業活動領域の判断ができる
2.アディッシュの存在意義を宣言する=提供する価値
3.行動・判断指針や求める人材像を定義できる

■  ビジョンラボラトリー活動

活動自体は、2017年夏に発足してから2023年現在で6年になりました。
ビジョンをつくるところからスタートしたため、当初は「ビジョン作成委員会」、完成後に「ビジョンラボラトリー」と改名しました。

これまでの私たちの活動内容です。
ざっと書き出してみましたが、、なかなかありました。

1.ビジョンの作成
2.ビジョン実現に向けたステップづくり
3.ビジョン完成後、社内にどのように認知・浸透させるか
4.社内浸透調査(定点調査)
5.ビジョンワークの企画立案・開催
6.ビジョンラボラトリー(運営)の目標設定 
7.パーパス策定
8.戦略とミッション・ビジョンのつながりの明文化
9.ビジョラボメンバーの増やし方
10.番外編:参考書籍

現在、ビジョラボでは、4種のワークを軸に、これに関連した施策の考案・実行をしています。

ワーク開催の理由や目的は別途お話したいのですが、初回は、社内浸透調査からご紹介したいと思います。

■ メンバーにビジョンの意味が理解されていなかった

アディッシュのビジョン「As in Your Hometown〜情報社会をあなたの居場所に〜」は、あえて抽象的な意味合いにしています。
これは、一人一人が、自分の言葉でビジョンを再言語化することで、これに紐づいた意思決定や行動を増やしていくという狙いがありましたが、抽象化したがゆえに、メンバーに”ビジョンが理解されてない”のでは、という問題が発生したのです。

つまり、メンバーにビジョンの存在が意識されず、
”ビジョンをつくって終わり”
の状態でした。

そこで、施策を検討していくことになりますが、何をやるにしても現在の状況を把握しようと、社内調査を実施することにしました。

2019年から年1回、ミッション・ビジョンに関するアンケートを実施し、結果を踏まえ、活動内容を決めていくことにしました。

■ 2019年から調査スタート、設問は10問

これまでアンケートは、2019年、2021年、2022年の10月に計3回実施しており、ここでは、一部の設問をセレクトして、3回の数値の変化をまとめました。

各年のトピック
2019年・・・2018年8月にビジョンが完成してから1年。定点調査スタート
2020年・・・ビジョラボワーク1回目スタート。調査未実施年
2021年・・・ビジョラボワーク2回目スタート。調査2回目
2022年・・・ビジョラボワーク3回目スタート。調査3回目

まずは、課題であった「ビジョン」の内容や意味を理解しているか?について

理解している(ポジティブ)率は、ワークの成果もあり年々上昇しています。
特に、ワーク前の2019年からワークスタート後の2021年には、23%上昇しました。

この結果からも、社内にビジョンの理解が進んでいることがわかりました。

Q:ミッションやビジョンが組織になぜ必要か理解していると思う

アディッシュにおけるミッション・ビジョン存在意義の理解については、ワーク開始2年目には90%以上となりました。
2022年は、前年の調査と比較して、ポジティブ・ネガティブ共に悪くなっていることは、ビジョラボメンバーの反省する点ではありました。

調査対象者は、調査時点の正社員・契約社員としており、入社間もないメンバーも含まれています。
入社してから受講する研修のひとつ、代表江戸による「ミッション・ビジョン・スタンダード研修」を受けていないメンバーも回答しているため、ビジョラボ活動の効果がなかったとは言い切れなく、要因について話し合いました。

Q:ミッション・ビジョンに照らして議論した、あるいは判断したことがある

ビジョンを定義するひとつに、「行動・判断指針とする」と設けており、これに関する設問です。

”ない” の回答は、議論や判断する機会がなかったのか、またはミッション・ビジョンに照らされずに判断したのかがわかりません。
そのため、ビジョンワーク時には、「ミッション・ビジョンは行動・判断指針のベース」であることを伝えるようにしています。

Q:日々の行動が、ビジョンの実現につながっていると言えるか

少しずつですが、「実現につながっている」割合が増えています。

・どのようなことが「つながっている」のか
・どのようなことで「つながっている」と実感できるのか

この設問の回答から新たな施策も生まれています(後日紹介予定)。

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アディッシュのビジョン第1回目のnoteでは、社内調査の結果からスタートしました。
今年も、メンバーに協力してもらい、定点調査を実施しています。
この結果は、改めてご紹介したいと思います。

※2023年11月20日現在の記事です