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つながりの中の消費者を守る"なりすまし監視"

先日アディッシュ株式会社のミッションを体現する”なりすまし監視”というサービスをリリースしました。
当社クライアントだけでなく、その先の一般のユーザーを守るサービスで、まさにアディッシュ株式会社のミッションを体現しています。

この記事では、当社やサービスを知っていただくために、どういった想いからこのサービスが生まれたのかをご紹介したいと思います!

アディッシュのミッション

そもそもアディッシュ株式会社のミッションには、「つながりを常によろこびに」があります。

当社は複数事業を行っていますが、それぞれの事業がこのミッションに紐づいています。
例えば、スクールガーディアンという学校向けのサービスでは、生徒を見守り、また何かあった際には、SNSで相談を受け付けることで、ネットいじめから生徒を守る取り組みを行っています。
さらにネットリテラシーの教育を行い、自分たちでも、情報化社会に対応できる力を身につけてもらう取り組みもあります。
これらは、生徒同士や、生徒と大人等のあらゆるつながりを、安全でかつより良いものにしたいという想いからできたものです。

今回の”なりすまし監視”は、インターネット上でのトラブルを予防したり、トラブルによる被害を小さくしたりするソーシャルリスニングというサービス群に該当します。
こちらは”アプリ上で、出会い目的に関わる犯罪被害が起きて欲しくない”、”誹謗中傷で傷つく人がいないようにしたい”という想いから、ユーザーにとって安心できる場を創ることが目的のサービスです。

昨今、ECの普及/市場の拡大やオンラインでの打ち合わせ等の増加により、より一層ネットでの”つながり”の発生場面が増えてきています。
当社は、ミッション実現に向けて、こうした状況に対応するサービスを起案・提供し続けています。
この記事で取り上げる”なりすまし監視”も、その新しいサービスの1つです。

なりすまし監視とは


まず、なりすましとは何を指すのかから説明します。
なりすましとは、TwitterやInstagram等のSNSにおいて、他者になりすまして、情報発信をすることを指します。今回のサービスで取り上げるのは、その中でも特に影響や被害の大きい、企業アカウントへのなりすましです。
これらの手口は巧妙で、アカウントの写真や、アカウント名まで、似せています。
例えば、「@adish_japan」というアカウントが本物だとしたら、写真はそのままで「adish_japon」(japanのaがoになっている)や、「adsh_japan」(adishのiが抜けてる)等、様々なパターンがあります。(こういったアカウントを「なりすましアカウント」とも呼びます。)

そのため、なかなかユーザー側は気づかずにフォローしたり、情報を取得したりしてしまいます。
そしてここからが問題で、ただ真似をして混乱を招くだけでなく、金銭や個人情報を盗む様な組織や人も出てきています。

例えば、なりすましアカウントからダイレクトメッセージで、「懸賞に当選したので、お渡しに必要な個人情報を入力してください」や「〇〇限定でキャンペーンをしていて、今なら安く購入できます。こちらでカード決済をしてください」、「〇〇の支払いがまだ済んでないので、至急下記に振り込んでください」等、個人情報やクレジットカード情報を盗んだり、直接現金を騙し取ったりするケースが増えてきています。
また嘘のキャンペーン情報を流布して混乱を引き起こしたり、誹謗中傷によって周囲を不快にさせるケースもあります。

ではどれくらいの方がSNSを通じて、商品やサービスを購買するのでしょうか。
ここではアライドアーキテクツ株式会社様の調査を元にご紹介します。
参照資料ダウンロードリンク

図① (1)

画像はアライドアーキテクツ株式会社様が調査した結果です。今回はこちらのデータを引用させていただきます。
こちらの調査データでは40%くらいの人が、SNSではじめて知った商品やサービスを、その場で購入していることが読み取れます。

図② (1)

また、こちらもアライドアーキテクツ株式会社様の調査結果ですが、購入のきっかけは、企業アカウントが多い(7割以上)という結果となっています。

このことから、なりすましによる被害の対策を実施しないと、多くの当社クライアント企業様のユーザーの方々が被害に遭ってしまうこと、またその割合が大きいことが分かってきました。
こういった傾向が当社クライアント企業様へのインタビューや独自調査でも分かってきて、この”なりすまし監視”というサービスの開発に至りました。

それでは当社の”なりすまし監視”サービスを簡単にご紹介をいたします。
まず当社のツールにて、世の中のツイッターアカウント等を24時間体制で、見守ります。その中でなりすましの可能性が高いアカウントが自動でピックアップされます。
その後、当社の訓練された熟練のオペレーターが1つずつチェックをしていきます。
その結果なりすましと判定されたら、該当企業様に連絡、必要に応じて、該当企業様から注意喚起のアナウンスを出す等、対応をします。

図③

言わば”なりすまし監視”は、当社クライアント企業様のユーザーである”消費者の方々”を守るサービスです。
つまり、当社と当社のクライアント企業様という一部の関係者だけがよければ良いのではなく、その先の消費者の方も含めて、社会全体のつながりを良くすることにつながります。これはまさに“つながりを常によろこびに”という当社のミッションを体現しています。

なりすまし監視によって実現したい世界

サービス全体を通して、アディッシュでは”情報に惑わされる人”、”スキルがなくてサポートされない人”、”安心できない人”がいない社会を実現したいと考えています。

その中でも、今回のサービスで実現したいのは、SNS等のオンライン上のつながりによって、何かしらの被害に遭う人がいない社会です。

多くの企業様がこのサービスを導入し、さらに当社を使っていることを公表いただくと実現に近づくと考えています。
何かを企てようとして、対象企業のHP等を見た時に、ここはアディッシュが”なりすまし監視”をしているということが分かると、やってもすぐ見つかってしまうことが伝わります。

そして、他の企業のHPを見ても同様で、そうしたことが連続すると、次第にその行為自体の意味を感じられなくなる、”抑止力”になると考えています。言わばネット版のALSOKの様なものを目指しています。

途方もない目標ですが、サービスの提供を通じて、そこに向かってアディッシュは進んでいます。

サービスが気になる方は、ぜひ下記からご参照ください。


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