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アディッシュ、2022年12月期決算説明資料について解説しました!

こんにちは!IR担当の中村です!

2023年2月14日に開示をした「2022年12月期 決算説明資料」について解説をしていきます。アディッシュは12月決算となりますので、今回は、2022年の業績について、そして来期に向けてまとめています。

●2022年の業績について

売上高は、過去最高を達成しました。要因として挙げられるのは

  • 小・中規模案件の積み上げ

  • 季節性の案件が発生

  • アップセル・クロスセルの実現

となります。

アディッシュの事業モデルは、ストック収益型となりますので、継続的に収益を得ることができます。主要KPIのストック収益比率が94.5%であることから、今後も安定的な成長が見込まれます。

年間のストック収益(ARR:Annual Recurring Revenue/アニュアル・リカーリング・レベニュー)は、32.2億円に到達しており、昨年度と比較して成長していることが表れています。

主要KPIについて、昨年度と同様の項目を開示しております。解約率は、1.0%で着地しており、長期的なサービス提供の継続により、売上が増加していることが分かります。

2021年12月期実績は、下記になります。

ストック収益比率を年で比較すると

2021年12月期実績,連結 97.6%
2022年12月期実績,連結 94.5%

となりました。ストック収益比率が若干低下した背景としては、短期間の契約が、複数発生しています。厳密に言いますと、5か月未満の契約が増加しており、シーズン毎のイベントや新規プロダクトの立ち上げで、一時的なご依頼をいただくことがありました。年間を通じて、ストック収益が増加していると同時に、追加で短期間の発注をしていただいたことでストック収益比率は若干下がりましたが、年間の売上増加に寄与しています。

これらの実績は、アディッシュが戦略で掲げているアップセル・クロスセルによる成長ドライバーが当てはまります。

成長ドライバーである、1顧客からの月次収益の増加の積み重ねにより、年間のストック収益が32億円に達し、アディッシュの戦略が実績に表れています。

2022年12月期の新規受注売上に占めるスタートアップの割合は82.2%でした。スタートアップの中でも、特に資金調達をしている企業をターゲットの顧客層としております。2022年の市場状況を振り返ると、2022年資金調達の年間推移は、資金調達額が増加、調達社数は減少しています。

カスタマーサクセスの重要性は、日々高まっていることから、カスタマーサクセス・カスタマーサポートに関するお問い合わせ件数は増加し続けております。


●来期に向けて

「2023年12月期 通期連結業績予想」を開示しております。

2023年上半期は、今後の成長率を増加させていくことを目的としたカスタマーサクセス人材育成のための人材採用・教育訓練に関する投資をする計画となります。

なぜ、これらを遂行するのかといいますと、スタートアップ向けのカスタマーサクセス支援を提供している中で、市場からはカスタマーサクセスの需要があるものの、カスタマーサクセスを提供できる人材が、大いに不足していることが分かっております。また、高度なスキルが必須となりますので、急成長を求める企業側の需要に、人材市場が追いついていない状況です。

このような背景から、アディッシュはカスタマーサクセスの高度なスキルを保有する人材を育成するために、自社開発の「カスタマーサクセスプライムラーニング」を提供しております。※(2022年11月15日に発表)

リスキリングプログラム(re-skilling program)である、「カスタマーサクセスプライムラーニング」の特徴として

・カスタマーサクセスの未経験者も、組織の成長を加速させることができる
・ケーススタディを用いて基礎から応用まで学べる

が挙げられます。

リスキリングプログラムは、去年の10月に衆院本会議で岸田政権が「5年間で1兆円を投じる」と所信表明の演説をしており、注目を集めております。

カスタマーサクセスは、成果を得るために必要なことの全てを早急に取り組まなければなりません。その中でも優先度を選定していく過程では、カスタマーサクセスの実務経験があることによりリスクに対する懸念点を円滑に議論できたり、組織として最善の選択をしやすくすることができます。


成長の推進をしていくことを目的として、アディッシュではスタートアップにおけるカスタマーサクセス支援のトップパートナーを目指しています。

カスタマーサクセス支援を多くの企業様に提供していき、パートナーシップを築きながら、企業様と共に継続して成長をしてまいりたいと考えています。今後とも、よろしくお願いいたします。


中村


■2022年12月期決算説明資料
■2022年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)

■決算説明資料を代表の江戸 浩樹が動画で解説をしております。

■動画で解説している内容をまとめた書き起こしです!


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