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第9期定時株主総会 ~事前質問に対する回答について~

こんにちは!IR担当の中村です!

2023年3月28日に第9期定時株主総会を開催し、無事に終了いたしました。ご参加いただいた株主様、誠にありがとうございました。今回は当社ホームページで公開している事前質問に対する回答について情報を発信してまいります。

事前質問に対する回答

当社では、第9期定時株主総会の事前質問に対する回答を公開しました。
内容を下記へ記載いたします。

質問1
株価対策について教えてほしい。

回答
株価につきまして、市場における投資家の評価でございますので、私が意見を申し述べることは適当ではないと思っておりますが、一部の機関投資家の方々からは、当社の状況・展望を鑑みると株価が低すぎるとのお声を頂いております。
当社といたしましては、現在の株価が満足のいく水準と考えているわけではなく、株式市場において高い評価をいただくために、業績向上の諸施策の他、当社に関してよりご理解いただくため、積極的なIR活動を展開し、各種IR資料および説明会等の充実を図っていくことに努め、株価の向上に全力で取り組んでまいりたいと考えております。株価につきましては何卒、長い目で見守って頂きますようお願い申し上げます。

質問2
AIやRPAに関する技術研究開発について、方針、規模、内容等を知りたい。

回答
当社の技術研究開発につきましては、積極的にAI技術を取り入れたプロダクトを提供したり、業務効率化のため、RPAの活用をしております。
提供しているプロダクトとしましてはAIシステムによる警告機能再考アラート「matte」、AIチャットボット「hitobo」、炎上対策の自動検知ツール「Pazu」などのプロダクトを提供しております。
また、運用代行オペレーションの中では様々な自動化などの取り組みを継続的に行っております。
個別具体的な今後の開発計画は差し控えたいと思いますが、今後も新たな技術を積極的に取り入れ、新規プロダクトやサービス向上に努めて参ります。

質問3
平均勤続年数が4.2年と短いように感じますが、事業継続や発展・人材育成についての考えを伺いたい。

回答
当社は創業9年目を迎え、従業員数も経年ごとに増加しております。昨年実績で離職率18%程度、入職率38%程度となり、年間60名程度新規採用を行っております。そのため、平均勤続年数4.2年は決して短い年数では無いと考えております。
なお、離職率だけで考えますとカスタマーサポート業界では20~25%程度の離職率の企業が多い中で比較的に低水準であります。
昨年、カスタマーサクセス人材育成プログラムを作成し本プログラムによる育成を開始しております。
リスキリングの機会を提供することにより、更なる離職率の低下と一人当たりの生み出す価値の向上により売上の向上に繋げて参ります。

質問4
役員のスキルマトリックスについて、「企業経営」と「営業」に項目が偏っており、多様性が欠けているように見える。各人の個性が見えるように表現を変えてはどうか。
また、財務会計に強い役員の就任予定は検討しているか。

回答
スキルマトリックスの項目につきましては、「経営戦略に照らして自らが備えるべきスキルを特定したうえで、各取締役の知識や経験、能力などを一覧化したスキルマトリックスを開示するべきである」と認識しており、経営戦略の変更などありました際は適宜見直したいと考えております。
また、当社は取締役および執行役員で構成する執行体制にてスキルの多様性を確保しております。監視体制においても公認会計士資格を有した監査役を配置するなど、財務会計分野においても執行・監視体制は確保出来ており、体制に問題は無いと判断しております。
今後の候補者については、経営上の課題や人事に関する事でもあり、確約できることではございませんが、取締役会に関する多様性も考慮しながら人選して参ります。

質問5
どうしたら業績が上がるか説明してほしい。

回答
2022年12月期の営業成績につきましては、本総会の招集通知に記載のとおり、増収増益となっております。
2023年12月期以降の業績につきましては、本日この場でお答えすべきではないと存じておりますが、今月15日に開示いたしました「事業計画及び成長可能性に関する事項」に詳細を記載いたしておりますので、そちらの資料をご確認いただければと存じます。

質問6
業務の自動化や技術開発などの企画の為にIT領域に知見の有る役員を登用したほうが良いのではないか。

回答
当社は取締役および執行役員で構成する執行体制にてスキルの多様性を確保しております。IT人材に関しましても執行体制の中で確保されております。
今後の候補者については、時々の経営上の課題や人事に関する事でもあり、確約できることではございませんが、取締役会に関する多様性も考慮しながら人選して参ります。

以上が、第9期定時株主総会の事前質問とその回答です。

皆様の貴重なご意見やご質問をいただける良い機会となりました。今後も、充実した情報提供ができるようにしていければと考えています。株主の皆さま、投資家の皆さまを始め、当社に関わっていただいているステークホルダーの皆さま、そしてIRnoteを見てくださった方、何か些細な事でも質問がございましたら下記よりご連絡をいただけると大変、嬉しく思います。


IRマガジンの参画について

先日、株式会社ツクルバ・note株式会社が中心となり立ち上げた「IRマガジン」企画に当社も参画いたしました!投資家の皆さまに、参加企業のIR情報をよりスピーディーにお届けし、投資判断に役立てていただくことを目的としています。

投資家の皆さまにとって、迅速かつ正確なIR情報が提供されることは非常に重要であり、投資家の皆さまが当社を含む参加企業の情報にアクセスしやすく、投資判断の参考となる情報を提供していこうと考えています。今後も、投資家の皆さまがより正確な情報にアクセスできるよう、積極的に貢献してまいります。

IRホームページの改修に関するお知らせ

2022年12月に開催したIRアドベントカレンダーで告知していたホームページ改修について、下記を追加しましたのでご紹介します。

・最新の決算説明に関する解説の動画枠を追加
・IR通信の項目追加
・アイコンのデザイン更新

解説動画は四半期毎、IRTVさんに撮影をしていただいております。IRニュースから動画のタイトルを見つけなければなりませんでしたが、メインページに動画を配置した方が分かりやすいので、設計を見直しました。

継続的な発信をしていくという背景から「IR通信」の枠を設け、当社ホームページから、アディッシュの公式noteにすぐアクセスできる導線を作成しました。IRの状況・詳細や、事業内容や支援事例の記事をご覧いただけます。

アイコンは風景写真から、アディッシュらしさを加えたコーポレートカラーの配色に変更しております。

さいごに

引き続き、投資家の皆様に当社の業績や事業戦略などIRに関連する情報発信をしていき、確実に情報を送り届けていきたいと考えています。今後とも、よろしくお願いいたします。


中村